岩見沢公益社の『相続手続・遺品整理支援サービス』
相続の栞HOME > 【1.相続の基礎知識】 目次 > 36.不在者財産管理人の選任方法
≪岩見沢公益社HOME≫
1.相続の基礎知識
1- そもそも相続って何?
2- 相続の流れと期限
3- 誰が相続人か?
4- 法定相続分とは?
5- 離婚・再婚と相続人の関係
6- 連れ子は相続人?
7- 認知した子がいる場合
8- 認知の方法とは?
9- 養子が認知した子の代襲相続
10- 胎児は相続人になるの?
11- 借金は誰が相続する?
12- 相続財産の範囲とは?
13- 相続の効力が及ばないもの
14- 過払い金請求権は?
15- 故人が連帯保証人だったら?
16- 死亡退職金は相続財産か?
17- 生命保険金は相続財産か?
18- 相続分を譲渡できる?
19- 相続の単純承認とは?
20- 相続の限定承認とは?
21- 相続放棄とは?
22- 相続放棄の手続方法
23- 相続放棄したことの証明?
24- 相続放棄を撤回できる?
25- 熟慮期間は延長できる?
26- 相続できない人とは?
27- 推定相続人の排除とは?
28- 遺留分とは?
29- 遺留分の具体的割合は?
30- 遺留分を放棄する
31- 代襲相続人とは?
32- 相続人に未成年がいる場合
33- 認知症の方がいる場合
34- 成年後見の手続方法
35- 行方不明の方がいる場合
36- 不在者財産管理人の選任
37- 失踪宣告の手続方法
38- 遺産分割方法あれこれ
39- 遺産分割協議書とは?
40- 話し合いがうまくいかない時
41- 相続関係説明図とは?
42- 実印・割印・契印・捨印とは?
43- 相続人が誰もいない場合
44- 特別縁故者とは?
45- 寄与分とは?
46- 特別受益とは?
47- 一人が全て相続する場合
2.遺言の基礎知識
3.戸籍の基礎知識
4.相続手続の基礎知識
 4-1.預貯金等の名義変更
 4-2.年金・保険の手続
 4-3.不動産関係の手続
 4-4.税金関係の手続
 4-5.その他の手続
 4-6.相続手続の便利帳
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1-35 「行方不明の方がいる場合」 1-37 「失踪宣告の手続方法」
【1.相続の基礎知識】 -36.不在者財産管理人の選任方法
遺産分割は相続人全員の同意がなければ行うことができませんので、相続人の中に行方不明者がいる場合には「不在者財産管理人」の選任という方法をとります。

また、実際に遺産分割協議に参加したり、協議内容に同意するためには「不在者財産管理人の権限外行為許可」の申立ても行う必要があります。

不在者財産管理人の選任申立てや遺産分割の流れと必要書類等は下記の通りです。

≪不在者財産管理人選任と遺産分割の流れ≫
 ◆必要書類の取寄せ
   ↓
 ◆申立書の作成と家庭裁判所への提出
   ↓
 ◆家庭裁判所からの呼び出し
   ↓  ※申立人と管理人候補者が家庭裁判所で事情を説明します
 ◆家庭裁判所による調査
   ↓  ※職権により運転免許の照会、雇用保険の照会などが行われます
   ↓  ※この調査で所在が明らかになる場合もあります
 ◆不在者財産管理人の選任
   ↓  ※財産目録を新たに提出します
 ◆不在者財産管理人の権限外行為許可の申立て
   ↓  ※許可なく遺産分割をしたり同意することはできません
 ◆遺産分割協議
   ↓  ※不在者に代わって選任された管理人が遺産分割協議に参加します
   ↓  ※不在者の財産が変化した場合は財産目録を再提出します
 ◇財産の管理
   ※不在者が生存していることが前提であるため、管理人はその後も管理義務があります。

≪申立てをするところ≫
 ・不在者の最後の住所地を管轄する家庭裁判所

≪申立てに必要な書類≫ ※下記は標準的な必要書類です
 ・申立書
 ・不在者の戸籍謄本(全部事項証明書)
 ・不在者の戸籍附票
 ・財産管理人候補者の住民票又は戸籍附票
 ・不在の事実を証する資料(※1)
 ・不在者の財産に関する資料(不動産登記事項証明書,預貯金等の残高が分かる書類等)
 ・申立人の利害関係を証する資料(戸籍謄本(全部事項証明書),賃貸借契約書写し等)

(※1)警察に捜索願を出している場合には「捜索願受理証明書」あるいは「返送された不在者宛の郵便物」などが「不在の事実を証する資料」となります。
※必要に応じてその他の書類を裁判所から求められる場合があります。

≪申立てに必要な費用≫
 ・収入印紙 800円分
 ・郵便切手 2690円(札幌家庭裁判所の場合) ※各家庭裁判所に確認して下さい

 ※司法書士に依頼した場合には別途司法書士報酬が必要になります。
※各種情報はできるかぎり最新の事項を掲載しておりますが、実際にお手続をされる際にはあらためて関係機関にご確認下さいますようお願い致します。また、こちらに記載の情報を基にお客様ご自身がお手続きされた際に生じたトラブル、損失等に関して弊社は一切関知致しませんのでご了承下さい。
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1.相続の基礎知識(目次)
1- そもそも相続って何? 2- 相続の流れと期限
3- 誰が相続人か? 4- 法定相続分とは?
5- 離婚・再婚と相続人の関係 6- 連れ子は相続人?
7- 認知した子がいる場合 8- 認知の方法とは?
9- 養子が認知した子の代襲相続 10- 胎児は相続人になるの?
11- 借金(債務)は誰が相続する? 12- 相続財産の範囲とは?
13- 相続の効力が及ばないもの 14- 過払い金請求権はどうなる?
15- 故人が連帯保証人だったら? 16- 死亡退職金は相続財産か?
17- 生命保険金は相続財産か? 18- 相続分を譲渡できる?
19- 相続の単純承認とは? 20- 相続の限定承認とは?
21- 相続放棄とは? 22- 相続放棄の手続方法
23- 相続放棄したことの証明? 24- 相続放棄を撤回できる?
25- 熟慮期間は延長できる? 26- 相続できない人とは?
27- 推定相続人の排除とは? 28- 遺留分とは?
29- 遺留分の具体的割合は? 30- 遺留分を放棄する
31- 代襲相続人とは? 32- 相続人に未成年がいる場合
33- 認知症の方がいる場合 34- 成年後見の手続方法
35- 行方不明の方がいる場合 36- 不在者財産管理人の選任
37- 失踪宣告の手続方法 38- 遺産分割方法あれこれ
39- 遺産分割協議書とは? 40- 話し合いがうまくいかない時
41- 相続関係説明図とは? 42- 実印・割印・契印・捨印とは?
43- 相続人が誰もいない場合 44- 特別縁故者とは?
45- 寄与分とは? 46- 特別受益とは?
47- 一人が全て相続する場合
2.遺言の基礎知識(目次)
3.戸籍の基礎知識(目次)
4.相続手続の基礎知識(目次)
1.預貯金等の名義変更 2.年金・健康保険関係の手続 3.不動産関係の手続
4.税金関係の手続 5.その他の手続 6.相続手続の便利帳
※弊社では提携する行政書士・司法書士・税理士・弁護士などの専門家と共に業務を行っております。
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