岩見沢公益社の『相続手続・遺品整理支援サービス』
相続の栞HOME > 【1.相続の基礎知識】 目次 > 18.相続分を譲渡できる?
≪岩見沢公益社HOME≫
1.相続の基礎知識
1- そもそも相続って何?
2- 相続の流れと期限
3- 誰が相続人か?
4- 法定相続分とは?
5- 離婚・再婚と相続人の関係
6- 連れ子は相続人?
7- 認知した子がいる場合
8- 認知の方法とは?
9- 養子が認知した子の代襲相続
10- 胎児は相続人になるの?
11- 借金は誰が相続する?
12- 相続財産の範囲とは?
13- 相続の効力が及ばないもの
14- 過払い金請求権は?
15- 故人が連帯保証人だったら?
16- 死亡退職金は相続財産か?
17- 生命保険金は相続財産か?
18- 相続分を譲渡できる?
19- 相続の単純承認とは?
20- 相続の限定承認とは?
21- 相続放棄とは?
22- 相続放棄の手続方法
23- 相続放棄したことの証明?
24- 相続放棄を撤回できる?
25- 熟慮期間は延長できる?
26- 相続できない人とは?
27- 推定相続人の排除とは?
28- 遺留分とは?
29- 遺留分の具体的割合は?
30- 遺留分を放棄する
31- 代襲相続人とは?
32- 相続人に未成年がいる場合
33- 認知症の方がいる場合
34- 成年後見の手続方法
35- 行方不明の方がいる場合
36- 不在者財産管理人の選任
37- 失踪宣告の手続方法
38- 遺産分割方法あれこれ
39- 遺産分割協議書とは?
40- 話し合いがうまくいかない時
41- 相続関係説明図とは?
42- 実印・割印・契印・捨印とは?
43- 相続人が誰もいない場合
44- 特別縁故者とは?
45- 寄与分とは?
46- 特別受益とは?
47- 一人が全て相続する場合
2.遺言の基礎知識
3.戸籍の基礎知識
4.相続手続の基礎知識
 4-1.預貯金等の名義変更
 4-2.年金・保険の手続
 4-3.不動産関係の手続
 4-4.税金関係の手続
 4-5.その他の手続
 4-6.相続手続の便利帳
← 一つ前の項目に戻る 次の項目に進む →
1-17 「生命保険金は相続財産か?」 1-19 「相続の単純承認とは?」
【1.相続の基礎知識】 -18.相続分を譲渡できる?
相続人が自分の相続分を他の相続人あるいは第三者に譲渡することは可能です。

ここで言う「相続分」とは、特定の財産や権利ではなく民法で定められた「法定相続分」のことであり、相続分の譲渡とは、共同相続人としての地位を誰かに譲り渡すという意味になります。

相続分の譲渡に関しては有償、無償を問いませんが、遺産分割前に行う必要があります。譲渡の方式等に特段の様式はありませんが、当事者間で譲渡に関する契約書面を交わしておくこと、またその他の相続人全員に対して書面で通知しておくことが望ましいです。

相続分を譲渡された人(譲受人)は、相続分を譲渡した人(譲渡人)の相続人としての地位を承継しますので、遺産分割を請求したり分割協議に参加したりすることが可能になります。

但し、相続分の譲渡は債務に関しても承継されることになりますので、相続分に応じた相続債務を免れることはできません。(尚、特定の相続人が債務を引き継ぐことを債権者が承諾した場合は別です)


相続分の譲渡は相続人の自由意思によって行うことが可能ですが、その他の相続人にとっては親族ではない見ず知らずの第三者が遺産分割協議に加わることになり、精神的な負担が生じることになります。

そこで、その他の相続人には譲渡された相続分の「取戻権」が認められています。

尚、「取戻権」を行使するのは譲渡が第三者に対して行われた場合であり、法定相続人間で譲渡された場合にはそれぞれの相続分が変更されるだけなので「取戻権」は発生しません。

また、取戻権の行使は相続分の譲渡から1ヶ月以内でなければなりません。
※各種情報はできるかぎり最新の事項を掲載しておりますが、実際にお手続をされる際にはあらためて関係機関にご確認下さいますようお願い致します。また、こちらに記載の情報を基にお客様ご自身がお手続きされた際に生じたトラブル、損失等に関して弊社は一切関知致しませんのでご了承下さい。
← 一つ前の項目に戻る 次の項目に進む →
1-17 「生命保険金は相続財産か?」 1-19 「相続の単純承認とは?」
■相続の栞 〜MENU〜
1.相続の基礎知識(目次)
1- そもそも相続って何? 2- 相続の流れと期限
3- 誰が相続人か? 4- 法定相続分とは?
5- 離婚・再婚と相続人の関係 6- 連れ子は相続人?
7- 認知した子がいる場合 8- 認知の方法とは?
9- 養子が認知した子の代襲相続 10- 胎児は相続人になるの?
11- 借金(債務)は誰が相続する? 12- 相続財産の範囲とは?
13- 相続の効力が及ばないもの 14- 過払い金請求権はどうなる?
15- 故人が連帯保証人だったら? 16- 死亡退職金は相続財産か?
17- 生命保険金は相続財産か? 18- 相続分を譲渡できる?
19- 相続の単純承認とは? 20- 相続の限定承認とは?
21- 相続放棄とは? 22- 相続放棄の手続方法
23- 相続放棄したことの証明? 24- 相続放棄を撤回できる?
25- 熟慮期間は延長できる? 26- 相続できない人とは?
27- 推定相続人の排除とは? 28- 遺留分とは?
29- 遺留分の具体的割合は? 30- 遺留分を放棄する
31- 代襲相続人とは? 32- 相続人に未成年がいる場合
33- 認知症の方がいる場合 34- 成年後見の手続方法
35- 行方不明の方がいる場合 36- 不在者財産管理人の選任
37- 失踪宣告の手続方法 38- 遺産分割方法あれこれ
39- 遺産分割協議書とは? 40- 話し合いがうまくいかない時
41- 相続関係説明図とは? 42- 実印・割印・契印・捨印とは?
43- 相続人が誰もいない場合 44- 特別縁故者とは?
45- 寄与分とは? 46- 特別受益とは?
47- 一人が全て相続する場合
2.遺言の基礎知識(目次)
3.戸籍の基礎知識(目次)
4.相続手続の基礎知識(目次)
1.預貯金等の名義変更 2.年金・健康保険関係の手続 3.不動産関係の手続
4.税金関係の手続 5.その他の手続 6.相続手続の便利帳
※弊社では提携する行政書士・司法書士・税理士・弁護士などの専門家と共に業務を行っております。
← 一つ前の項目に戻る 次の項目に進む →
1-17 「生命保険金は相続財産か?」 1-19 「相続の単純承認とは?」
相続の栞HOME > 【1.相続の基礎知識】 目次 > 18.相続分を譲渡できる?
【潟宴Cフネット 岩見沢公益社】  北海道岩見沢市4条東14丁目  TEL0126-22-0878  / FAX0126-23-0878  
All Rights Reserved,  潟宴Cフネット 岩見沢公益社 Copyright(C)