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相続の栞HOME > 【1.相続の基礎知識】 目次 > 25.熟慮期間は延長できる?
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1.相続の基礎知識
1- そもそも相続って何?
2- 相続の流れと期限
3- 誰が相続人か?
4- 法定相続分とは?
5- 離婚・再婚と相続人の関係
6- 連れ子は相続人?
7- 認知した子がいる場合
8- 認知の方法とは?
9- 養子が認知した子の代襲相続
10- 胎児は相続人になるの?
11- 借金は誰が相続する?
12- 相続財産の範囲とは?
13- 相続の効力が及ばないもの
14- 過払い金請求権は?
15- 故人が連帯保証人だったら?
16- 死亡退職金は相続財産か?
17- 生命保険金は相続財産か?
18- 相続分を譲渡できる?
19- 相続の単純承認とは?
20- 相続の限定承認とは?
21- 相続放棄とは?
22- 相続放棄の手続方法
23- 相続放棄したことの証明?
24- 相続放棄を撤回できる?
25- 熟慮期間は延長できる?
26- 相続できない人とは?
27- 推定相続人の排除とは?
28- 遺留分とは?
29- 遺留分の具体的割合は?
30- 遺留分を放棄する
31- 代襲相続人とは?
32- 相続人に未成年がいる場合
33- 認知症の方がいる場合
34- 成年後見の手続方法
35- 行方不明の方がいる場合
36- 不在者財産管理人の選任
37- 失踪宣告の手続方法
38- 遺産分割方法あれこれ
39- 遺産分割協議書とは?
40- 話し合いがうまくいかない時
41- 相続関係説明図とは?
42- 実印・割印・契印・捨印とは?
43- 相続人が誰もいない場合
44- 特別縁故者とは?
45- 寄与分とは?
46- 特別受益とは?
47- 一人が全て相続する場合
2.遺言の基礎知識
3.戸籍の基礎知識
4.相続手続の基礎知識
 4-1.預貯金等の名義変更
 4-2.年金・保険の手続
 4-3.不動産関係の手続
 4-4.税金関係の手続
 4-5.その他の手続
 4-6.相続手続の便利帳
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1-24 「相続放棄を撤回できる?」 1-26 「相続できない人とは?」
【1.相続の基礎知識】 -25.熟慮期間は延長できる?
相続放棄をしたり限定承認をするためには、相続開始を知った日から3ヶ月以内に行わなければなりません。またこの期間を「熟慮期間」と呼びます。

相続人はこの熟慮期間内で相続人や相続財産の調査を行い、承認するが放棄するかの選択をしなければなりません。

熟慮期間内に限定承認や相続放棄をしなかった場合には、自動的に「単純承認」したことになりますので注意が必要です。

しかし、実際には熟慮期間の3ヶ月で財産調査をすることが困難なケースもあるでしょう。

そういった場合には特例として、熟慮期間を延長してもらうことが可能です。具体的には「相続の承認・放棄の期間伸長審判申立書」を家庭裁判所に提出します。

ただし、これは「忙しくて調査をする時間がない」などと言った理由では認められません。相続財産の種類や複雑さ、評価が非常に困難な場合や財産の所在地など様々な要素によって家庭裁判所が総合的な判断を行います。また、延長期間も個別の要件によって違います。

熟慮期間は相続人それぞれ個別に進行しますので、限定承認をする場合には相続人全員が「相続の承認・放棄の期間伸長審判申立書」を行わなければなりませんので注意しましょう。

また、相続放棄や限定承認は熟慮期間内に申立てを行えば、仮に審判が下った日が3ヶ月を過ぎていたとしても有効であるのに対し、熟慮期間の伸長に関しては期間内に審判が下らなければ有効とはなりません。

申立てから審判までにはある程度の期間が必要になりますので、最低でも1週間から10日程度の余裕を持って申立てを行うようにしましょう。また期間満了が迫っている場合には、「期間満了まで何日しかない」ということを裁判所に伝えるようにしましょう。
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1.相続の基礎知識(目次)
1- そもそも相続って何? 2- 相続の流れと期限
3- 誰が相続人か? 4- 法定相続分とは?
5- 離婚・再婚と相続人の関係 6- 連れ子は相続人?
7- 認知した子がいる場合 8- 認知の方法とは?
9- 養子が認知した子の代襲相続 10- 胎児は相続人になるの?
11- 借金(債務)は誰が相続する? 12- 相続財産の範囲とは?
13- 相続の効力が及ばないもの 14- 過払い金請求権はどうなる?
15- 故人が連帯保証人だったら? 16- 死亡退職金は相続財産か?
17- 生命保険金は相続財産か? 18- 相続分を譲渡できる?
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21- 相続放棄とは? 22- 相続放棄の手続方法
23- 相続放棄したことの証明? 24- 相続放棄を撤回できる?
25- 熟慮期間は延長できる? 26- 相続できない人とは?
27- 推定相続人の排除とは? 28- 遺留分とは?
29- 遺留分の具体的割合は? 30- 遺留分を放棄する
31- 代襲相続人とは? 32- 相続人に未成年がいる場合
33- 認知症の方がいる場合 34- 成年後見の手続方法
35- 行方不明の方がいる場合 36- 不在者財産管理人の選任
37- 失踪宣告の手続方法 38- 遺産分割方法あれこれ
39- 遺産分割協議書とは? 40- 話し合いがうまくいかない時
41- 相続関係説明図とは? 42- 実印・割印・契印・捨印とは?
43- 相続人が誰もいない場合 44- 特別縁故者とは?
45- 寄与分とは? 46- 特別受益とは?
47- 一人が全て相続する場合
2.遺言の基礎知識(目次)
3.戸籍の基礎知識(目次)
4.相続手続の基礎知識(目次)
1.預貯金等の名義変更 2.年金・健康保険関係の手続 3.不動産関係の手続
4.税金関係の手続 5.その他の手続 6.相続手続の便利帳
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