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相続の栞HOME > 【1.相続の基礎知識】 目次 > 21.相続放棄とは?
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1.相続の基礎知識
1- そもそも相続って何?
2- 相続の流れと期限
3- 誰が相続人か?
4- 法定相続分とは?
5- 離婚・再婚と相続人の関係
6- 連れ子は相続人?
7- 認知した子がいる場合
8- 認知の方法とは?
9- 養子が認知した子の代襲相続
10- 胎児は相続人になるの?
11- 借金は誰が相続する?
12- 相続財産の範囲とは?
13- 相続の効力が及ばないもの
14- 過払い金請求権は?
15- 故人が連帯保証人だったら?
16- 死亡退職金は相続財産か?
17- 生命保険金は相続財産か?
18- 相続分を譲渡できる?
19- 相続の単純承認とは?
20- 相続の限定承認とは?
21- 相続放棄とは?
22- 相続放棄の手続方法
23- 相続放棄したことの証明?
24- 相続放棄を撤回できる?
25- 熟慮期間は延長できる?
26- 相続できない人とは?
27- 推定相続人の排除とは?
28- 遺留分とは?
29- 遺留分の具体的割合は?
30- 遺留分を放棄する
31- 代襲相続人とは?
32- 相続人に未成年がいる場合
33- 認知症の方がいる場合
34- 成年後見の手続方法
35- 行方不明の方がいる場合
36- 不在者財産管理人の選任
37- 失踪宣告の手続方法
38- 遺産分割方法あれこれ
39- 遺産分割協議書とは?
40- 話し合いがうまくいかない時
41- 相続関係説明図とは?
42- 実印・割印・契印・捨印とは?
43- 相続人が誰もいない場合
44- 特別縁故者とは?
45- 寄与分とは?
46- 特別受益とは?
47- 一人が全て相続する場合
2.遺言の基礎知識
3.戸籍の基礎知識
4.相続手続の基礎知識
 4-1.預貯金等の名義変更
 4-2.年金・保険の手続
 4-3.不動産関係の手続
 4-4.税金関係の手続
 4-5.その他の手続
 4-6.相続手続の便利帳
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1-20 「相続の限定承認とは?」 1-22 「相続放棄の手続方法」
【1.相続の基礎知識】 -21.相続放棄とは?
相続開始によって相続人は故人の財産や権利義務の全てを承継することになります。

しかし、相続財産は現金や預貯金、不動産などと言ったプラスの財産ばかりではなく、債務(いわゆる借金)も含まれます。仮に債務が多額だった場合、相続人がその債務を負担しなければならなくなってしまいます。

そこで、相続では「単純承認」「限定承認」の他、「相続放棄」を選択することが可能となっています。

「相続放棄」とは、相続人としての権利義務を一切承継しないということで、債務を負担することもありませんが、プラスの財産を受け取ることもできません。

「相続放棄」をした場合には、はじめから相続人でなかったとみなされますので、その他の相続人の法定相続分が変更されることになります。

例えば、夫が死亡して妻と長男、長女、次女の4人が相続する場合、そのままの相続分は妻が1/2、長男と長女、次女がそれぞれ1/6です。ここで次女が「相続放棄」をした場合、次女ははじめから相続人ではないことになりますので、妻が1/2、長男と長女がそれぞれ1/4ずつに相続分が変わります。

「相続放棄」は原則として相続開始から3ヶ月以内に行わなければなりません。限定承認とは違い、それぞれの相続人が単独で行うことが可能です。

ここで注意したいのが、上記の例で考えた場合にお母さん一人に全ての財産を相続するようにするために子どもたち全員が「相続放棄」をしてしまうことです。

この場合、子ども全員がはじめから相続人でなかったことになってしまうため、第2順位や第3順位の相続人に相続権が発生することになってしまいます。

仮に母親一人に全ての財産を相続させたいのであれば、相続放棄をするまでもなくその旨の遺産分割協議を行えばよいだけですので注意しましょう。

「相続放棄」の具体的な手続方法については【相続放棄の手続方法】のページをご参照ください。
※各種情報はできるかぎり最新の事項を掲載しておりますが、実際にお手続をされる際にはあらためて関係機関にご確認下さいますようお願い致します。また、こちらに記載の情報を基にお客様ご自身がお手続きされた際に生じたトラブル、損失等に関して弊社は一切関知致しませんのでご了承下さい。
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1.相続の基礎知識(目次)
1- そもそも相続って何? 2- 相続の流れと期限
3- 誰が相続人か? 4- 法定相続分とは?
5- 離婚・再婚と相続人の関係 6- 連れ子は相続人?
7- 認知した子がいる場合 8- 認知の方法とは?
9- 養子が認知した子の代襲相続 10- 胎児は相続人になるの?
11- 借金(債務)は誰が相続する? 12- 相続財産の範囲とは?
13- 相続の効力が及ばないもの 14- 過払い金請求権はどうなる?
15- 故人が連帯保証人だったら? 16- 死亡退職金は相続財産か?
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19- 相続の単純承認とは? 20- 相続の限定承認とは?
21- 相続放棄とは? 22- 相続放棄の手続方法
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25- 熟慮期間は延長できる? 26- 相続できない人とは?
27- 推定相続人の排除とは? 28- 遺留分とは?
29- 遺留分の具体的割合は? 30- 遺留分を放棄する
31- 代襲相続人とは? 32- 相続人に未成年がいる場合
33- 認知症の方がいる場合 34- 成年後見の手続方法
35- 行方不明の方がいる場合 36- 不在者財産管理人の選任
37- 失踪宣告の手続方法 38- 遺産分割方法あれこれ
39- 遺産分割協議書とは? 40- 話し合いがうまくいかない時
41- 相続関係説明図とは? 42- 実印・割印・契印・捨印とは?
43- 相続人が誰もいない場合 44- 特別縁故者とは?
45- 寄与分とは? 46- 特別受益とは?
47- 一人が全て相続する場合
2.遺言の基礎知識(目次)
3.戸籍の基礎知識(目次)
4.相続手続の基礎知識(目次)
1.預貯金等の名義変更 2.年金・健康保険関係の手続 3.不動産関係の手続
4.税金関係の手続 5.その他の手続 6.相続手続の便利帳
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